県農業総合センター生物工学研究所は、県のオリジナル品種として、2品種のバラ「ひたち1号」「ひたち2号」(仮称)を育成した。県では、名称を募集している。応募の締め切りは10月26日。
バラのオリジナル品種の育成は本県では初めて。バラは県の花で、主要な花き品目の一つでもあることから、他産地との差別化を目的に育成に取り組んだ。
ひたち1号は、グレー系薄紫色の中輪。希少な色合いと、花形の美しさが、特に県内のブライダル装花事業者から高い評価を得ているという。
ひたち2号は、ピンク色の中大輪。現地試験に取り組んだ生産者からは、収量性や花姿のバランスが良いとの評価を得たという。
▲ひたち2号
応募者の中から抽選で7人に、約900品種のバラを栽培する石岡市の「いばらきフラワーパーク」のチケットがプレゼントされる。県では、「茨城の花として広く親しまれるよう、すてきな名称を付けて」と、呼びかけている。
応募方法は、このリンク先(外部リンク)に、必要事項を記入する。