「いばらき犬(けん)」で地元応援 イラストレーターのココユキさんがシール販売
シールの原画を持つココユキさん

 日立市の水彩画のイラストレーター・ココユキさんはこのほど、犬の似顔絵を県内の名物と組み合わせたイラストのシール「いばらき犬(けん)シール」を製作、インターネットサイトで販売を始めた。

いばらき犬シール
ココユキさんが作成した「いばらき犬シール」

 

 絵柄は16種類。体がわらづと納豆のプードル、ガマの油売りをするヨークシャーテリア、ハマグリの殻の中に入ったポメラニアンなど、それぞれに個性的。「私なりの地元応援グッズ。犬好きがきっかけで、茨城にも興味を持ってもらえたらうれしい」とココユキさん。

 ココユキさんは、公民館で似顔絵講座の講師を務めるなど、似顔絵を得意とするイラストレーター。飼い犬の似顔絵制作の依頼も多い。

 シールを考案したのは、新型コロナウイルスの影響がきっかけ。出身地の高萩市を盛り上げようと、2018年からフリーマーケットイベント「たかはぎ花まるしぇ」を開催、一昨年のイベントには約1500人が来場するなどにぎわったが、新型コロナを受けてイベント開催ができなくなった。

 ネット上で地元応援のために何かできないかと考え、制作依頼の多い犬の似顔絵と、県の名物を組み合わせた「いばらき犬シール」を作ることを思いついた。

 シールの制作は、ハンドメード品の通販サイト「minne(ミンネ)」で、協力者から資金を募るクラウドファンディング形式で行った。

 「シールを見て、知らなかった名物を知ったり、いつか茨城に行きたいなと思ってもらえたら」とココユキさん。

 シールは、16種類の絵柄が2枚ずつ入った32枚入りで、500円。シールの販売は「ミンネ」で。「ココユキ」で検索できる。

 「ミンネ」のココユキさんの作品一覧は、こちら

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