「エミール・ガレとドーム」展 県陶芸美術館で2月(茨城・笠間)
ドーム兄弟 クロッカ(1900~1912年) 北澤美術館蔵

 フランスで活躍した世界的なガラス工芸家エミール・ガレと、ドーム兄弟の作品を紹介する企画展「北澤美術館名品展 エミール・ガレとドーム」が2月5日から、笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれる。5月8日まで。

 長野県にある北澤美術館は、ガレやドーム兄弟に代表される美術様式アール・ヌーボーのガラス工芸のコレクションで名高い。アール・ヌーボーは、19世紀末からヨーロッパで流行した。今展は、同館所蔵品の中から、ガレとドーム兄弟の初期から晩年の作品約100点を展示する。

 本展を監修した北澤美術館首席学芸員の池田まゆみさんによる記念講演(2月19日午後2時、定員60人、申し込みは2月5日から)、粉ガラスを使った制作体験「練り練りガラス体験」(3月26日、定員は抽選で10人、小学生以上参加費2000円、申し込みは2月22日~3月13日)などの関連企画がある。

 観覧料一般840円、70歳以上420円ほか。月曜と3月22日は休館(3月21日、5月2日は開館)。同館☎︎0296・70・0011。

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