ヒョウタンを加工して作ったランプ約80点を展示する「ひょうたんランプ展」が、水戸市三の丸の弘道館鹿島神社社務所で開かれている。開催は、土、日曜、祝日のみで、3月21日まで。
展示作品は、同神社の氏子総代の1人、大内一幸さん(67)が趣味で制作したもの。自宅庭で栽培した3種類のヒョウタンを材料に、木工ドリルや電動ルーターで細密なデザインを施して仕上げる。ビーズや和紙を使って色も演出する。今年の新作は、かさを被せたキノコ形のランプ。
大内さんは、ひょうたんランプを作り始めて13年ほど。きっかけは、体調を崩し、気晴らしにと妻と出かけた先でひょうたんランプに出会ったこと。「作ってみたい」と、1つ購入し、以前に栽培したヒョウタンなどで加工を始めた。
展示は、水戸の梅まつりに合わせたもので、9回目。「制作することで、心が安らぎ、作品の優しい光に癒やされた。見に来てくれた人たちが、同じようにほっとしてくれたらうれしい」と、大内さん。時間は午前10時~午後4時。