
日立市恒例の「日立さくらまつり」が4月1日から、JR日立駅と国道6号線を結ぶ平和通りと、同市宮田町のかみね公園など4会場で開かれる。13日まで。
同まつりは、今回で60回目。サクラのライトアップや、ユネスコ無形文化遺産登録の「日立風流物」の公開をはじめ、節目の年を記念した、群馬県桐生市の桐生八木節の特別公開なども行われる。
同まつりが始まったのは1963年。65年に同市に入庁した大畑美智子さん(80)は、「当時は、娯楽が少なく、かみね公園の夜桜を見に行くのが春の楽しみだった」と振り返る。
平和通りのサクラは、約120本が約1kmのトンネルをつくる。年々大きく育ち、華やかさは、健在。「今も昔も手の届くところに花があるのが魅力」と大畑さん。
4月5・6日がメインイベント日。詳細は同市観光物産協会ホームページに掲載。同協会☎0294・24・7978。