

農業用の種をメインに品ぞろえる行方市麻生の「タネのハシモト」店内は、鈴なり果菜類、青々とした葉物の野菜などの写真が印刷されたタネの袋がずらりと並び、まるで収穫の季節を迎えたよう。
種は、春まき用、夏まき用など、四季折々のものがそろうが、春まき用が一番多く、店内の品ぞろえ数もこの時期が一番だという。
店は、現社長、橋本茂さん(57)の祖父が、種を行商で売り歩いたことから始まった。橋本さんはいま、店を切り盛りする傍ら、野菜栽培の方法やポイントなどを動画配信するユーチューバーとしても活動する。チャンネル登録者数は5万人だ。「栽培するドキドキ、ワクワクも伝えられたら」という願いはきっと、祖父のころから変わらない。
接客スタイルも祖父ゆずりなのかもしれない。
迷ってしまう客がいると、「お茶を出すことにしている」と橋本さん。トウモロコシの種だけでも18種類ほどあるため、迷うのは当然だ。
果実は大きい方がいいのか、色は黄色がいいのか白がいいのか、栽培中の悩みはあるのか・・・・。農業を愛するもの同士、話は自然と展開していき、「いつのまにか好みの1つが見つかるんだ」
月曜定休。午前8時~午後6時営業。問い合わせは同店☎0299・72・0364。




