【花を訪ねるGW】植物界のパンダ? 水戸市植物公園のハンカチノキ(茨城・水戸市)
過去の見頃の時期(水戸市植物公園提供)

 水戸市小吹町の市植物公園で、毎年5月ごろに注目を集めるのが、ハンカチノキ。

 中国原産の落葉樹で、葉が変化した 苞(ほう)と呼ばれる部分が白いハンカチのように見える。見頃の時期には、無数の白いハンカチが春風にそよぎ、涼しげだ。見頃は例年5月上旬から中旬。

 ハンカチノキは園内に数本あり、植えられている場所は、水戸養命酒薬用ハーブ園と、観賞大温室の前。

 同園の宮内元子さんによると、ハンカチノキは「植物界のパンダ」とも言われている。理由は、ハンカチノキが、フランス人神父のアルマン・ダビッドによって発見されたこと。神父は、ジャイアントパンダの発見でも有名で、植物界においてのハンカチノキの発見は、パンダの発見にも劣らないと評価されている。

 原則月曜休園。入園料一般300円。5月5日は中学生以下の入園無料。同園029・243・9311。

 

 

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