常陸太田市のブドウ生産者で組織するJA常陸常陸太田ぶどう部会(本多孝文部会長)はこのほど、今年収穫されたブドウをそろえた「常陸太田ぶどう果実品評会」を、同市山下町の県常陸太田合同庁舎会議室で行った。
9月1日の観光ぶどう園のオープンに先立って、糖度や果形などが審査された。上位入賞者は11月に表彰される。
審査されたのは巨峰や、同市のオリジナルブランド「常陸青龍」の有核、無核など85房。ブドウ栽培農家39園が出品した。
審査員は、栽培農家のほか、県北農林事務所、県農業総合センター園芸研究所果樹研究室のスタッフらが務めた。糖度のほか、色づき、粒数、重さなどもチェックして、総合点を比較した。
本多部会長(57)は、「すばらしい仕上がりに満足している。ぜひ産地に足を運んでほしい」と自信を込める。
ブドウは、同市内の直売施設のほか、各農園で販売されている。