五輪出場佐藤選手母校で講演 友部小で 児童とガチ80メートル走(茨城・笠間市)
グラウンドで走り方をアドバイスする佐藤選手(中央)

 パリ五輪陸上男子400メートルの日本代表で、笠間市出身の佐藤風雅選手(29、ミズノトラッククラブ所属)が昨年12月17日、母校の友部小学校で「夢」をテーマに特別授業を行った。後半はグラウンドで、走り方講習会を開催。子どもたちと対決するなどして、走る楽しさを伝えた。

 授業は、同小の「キャリア教育」の一環で行った。

 佐藤選手は講演で、自身の“遅咲きエピソード”披露した。小学生の時は、得意なことがなく、かけっこは人より少し速いくらい。中学の時の県大会で初めて400メートルを走ると、予選落ちだった。それでも、「なんか面白い」と胸が高鳴り、「どうすればもっと速くなれるか」と考え始めたと話した。

 遅咲きだった理由にもふれた。一つは、恥ずかしがり屋で勇気が出なかったこと。また、うまくいかなかった時にチームの仲間と話し合えなかったことなど。「勇気を出してやってみて」「友達と話すことで視野が広がる」などとアドバイスした。

 後半の走り方講習会のクライマックスは、5、6年生の各代表との80メートル走の真剣勝負。佐藤選手は、ジャージーを脱いで半袖姿になり、児童たちに大きな差をつけてフィニッシュ。児童たちからは、「かっこいい」「速い!」と大歓声が上がった。

 6年生の秋山侑心君(12)は、「夢は天文科学者になること。佐藤選手のように、勇気を持つこと、視野を広げることを大切にして頑張りたい」と、声を弾ませた。

 

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