ドイツバイエルン州の柔道クラブ「心」のメンバー9人がこのほど、行方市小高の常光院で座禅体験をした。
同クラブは、同州の警察官が運営する一般市民向けの柔道クラブ。鹿嶋市の民間国際交流団体「鹿嶋柔道スポーツ少年団」(仮屋茂代表)の招きで来日した。
メンバーは、岡部善隆住職に姿勢や呼吸の指導を受けた後、15分間、座禅を体験。座禅が終わると、メンバーらは、すがすがしい表情で「すばらしい」などと感想をもらした。
2度目の来日というクラウディア シビレーさん(52)は、「これほどの長時間、静かにしていたのは初めて。特別な体験だった」と満足げだった。
体験後には、メンバーから岡部住職に、ドイツ製のビールジョッキなどが贈られ、互いの交流を喜んだ。