陶芸家・福野道隆展 「ギャラリー桜」(茨城・笠間)
福野さん作の水指

 笠間市下市毛のギャラリー桜は、市内で作陶する陶芸家の福野道隆さんの個展「福野道隆~ふたのある器展~」を開いている。6月26日まで。

 福野さんは、伊藤東彦さんに師事し、文化庁の研修生として、石川県で九谷焼の絵付けの修業も経験した。人間国宝を中心に、伝統工芸作家で組織する団体「日本工芸会」の正会員。作品は、「布目」という技法で布地のような柔らかさを表現した器の表面に、連続した幾何学文様を絵付けするのが特徴。

 今展は、湯飲みやカップ、香炉など、ふたのある器約30点を展示している。

 午前10時~午後4時。月、火曜定休。同ギャラリー☎︎0296・72・0803。

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