笠間市下市毛のギャラリー桜は、端午の節句に向けた陶製の兜(かぶと)の置物や人形を展示販売している。
店主の寺崎啓子さんが長年制作しているもので、兜は、前立てに「愛」の文字をデザインした直江兼続の兜=写真手前=など各種ある。陶器ならではの質感や素朴な温かみが魅力で、節句用はもちろん、インテリアとして購入する人もいる。人形は、ミニ兜やこいのぼりを肩にのせている=同奥。人形の着物には、柔らかなちりめん布の風合いを持たせ、日本の伝統色にこだわって色付けしている。
午前10時~午後4時。月、火曜定休。同ギャラリー☎︎0296・72・0803。