高萩市大能地区のホオズキ畑は、花の開花時期を迎えている。ホオズキの花は、大きさ2・5cmほどの薄黄色で、うつむき加減に咲く。
花は、生産農家にとって繁忙期開始のサイン。今後しばらくは、勢いよく伸びる脇芽の処理に追われ、8月からは収穫期となる。
同地区のホオズキは「花貫フルーツほおずき」というブランド名で出荷される。同地区の栽培面積は約6000平方メートル。11軒の生産者が栽培している。
生産者グループ「花貫フルーツほおずき倶楽部」会長の鈴木正文さん(66)は、「今年の作柄は順調。出荷が待ち遠しい」と話している。