フィットネスボクシング 市民体育館で120人が体験(茨城・笠間市)
富施選手(右手前)らと一緒に汗を流した

 ボクシングをフィットネスとして楽しもうというイベント「フィットネス&バーチャルボクシング」がこのほど、笠間市石井の市民体育館で開かれ、3歳~80代の約120人が参加した。
 同イベントは、市内の健康増進施設「ゆかいふれあいセンター」指定管理者のSIF共同事業体が主催したもので、同市での開催は2回目。
 講師は、「バーチャルボクシング協会」代表理事で、元日本ライト級プロボクサーの茂呂一雄さん(51)。ゲストとして、同市出身の現役プロボクサーで、第76代日本バンタム級チャンピオンの富施(ふせ)郁哉さん(26)ら元世界、日本王者4人も参加した。
 講座は1時間半ほど。茂呂さんはまず、ファイティングポーズの作り方や、ストレート、ジャブ、フックのパンチの打ち方を紹介。
 その後は、音楽に合わせたシャドーボクシングを行い、最後は、元チャンピオンに向けたミット打ち。参加者らは、「さあ来い!」の元チャンピオンの声を受けて、思いきりパンチを打ち込んでいた。
 4歳と6歳の息子と参加した市内の柏井鮎美さん(37)は、「こんなにしっかり汗をかいたのは久しぶり。発散できました」と、笑顔だった。

 

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