作品に描かれた人物の顔に注目し、どうしてそんな表情をしているのかを探ろうという展覧会「顔展−どうしてそんな表情（かお）」が９月７日から、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれる。
展示は、肖像画、歴史画、仏画などの日本画２１点。県近代美術館の所蔵品が中心。笑顔や物思いにふける顔、不機嫌な顔など、描かれた人物の表情の理由を考えることで、画家が込めた思いや意図に気づくことがあるという。
担当者による作品解説「ギャラリートーク」（９月１５日と１０月５日の各日午後１時２０分）など、関連イベントあり。
会期は１０月２０日まで。入場料一般３２０円、７０歳以上１６０円。月曜と９月１７・２４日、１０月１５日は休館（９月１６・２３日、１０月１４日は開館）。同館０２９３・４６・５３１１。
