常陸大宮市史セミナー「水戸藩の流行(はや)り病~文久2年(1862)のはしかとコレラを中心に」が2月18日、同市中富町の同市文化センターロゼホールで行われる。同市主催。
講師は、近世史部会長で、茨城大学人文社会科学部准教授の添田仁さん。幕末の水戸藩を、はしかとコレラの同時流行が襲った。江戸時代の人々は、目に見えない脅威にどう対処したのか―。添田さんは、市内に残る古文書を使いながら、感染症との戦いの歴史を紹介する。
会場では、流行り病に関する水戸藩からの通達「御用留」=写真=の展示も行う。
入場無料。先着100人。参加希望者は、同市のホームページからか、ファクスで申し込む。2月10日締め切り。問い合わせは、同市文化振興グループ☎0295・52・1111、☎同・53・6502。