
江戸時代の人々の旅の様子を紹介する企画展「博物館でツーリズム! 江戸時代の旅日記をたどる」が、水戸市緑町の県立歴史館で開かれている。展示は茨城ゆかりの旅の記録が中心。旅日記、絵画などがそろう。
同館によると江戸時代は、旅が大衆化した時期だという。
展示は5章構成。「陸奥(みちのく)に向かう旅」の章では、「日本三景」の松島(宮城)、出羽三山(山形)巡礼、温泉湯治などへの旅日記を紹介。本県域から出発した旅日記もある。松島、勿来関(福島)を題材にした絵画や、当時の温泉番付「諸国温泉功能鑑」も展示されている。
「茨城をめぐる旅」の章では、本県域が目的地の一つとなった旅日記を紹介。鹿嶋市の「物忌館(ものいみやかた)」に注目した展示もある。物忌館は、現存しないが、旅日記に多く登場する人気地。
首席研究員の長谷川良子さんは、「江戸時代の旅人たちの体験や、見た情景に思いをはせながら楽しんでもらえたら」と話している。
会期は1月25日まで。入館料一般390円、70歳以上200円。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)。
同館☎029・225・4425。





