高齢ドライバー支援講座 市内の先着15人 運動の観点から(茨城・水戸市)
ストレッチポールを持つ齋藤さん

 高齢者ドライバーの運転時の不安を和らげようというフィットネス講座「ドライバーサポートフィットネス」が2月6日から、水戸市内で開かれる。対象は、同市内在住の65歳以上。定員先着15人。参加費は3000円。
 全6回で、運転に必要な体力、反射力、認識力を鍛えるトレーニングを行う。ストレッチポールやマットを使ったり、脳トレと運動を組み合わせたトレーニングも行う。講師はプロのスポーツトレーナーの齋藤大希さん(45)が務める。
 同講座は、同市のNPO法人ちいきの学校が、同市との協働事業の一環で企画した。
 同NPOの活動は、シニア世代の元気を支えることがメイン。シニア世代の、「生活のために運転したいが、最近運転に自信がない」「免許更新時の検査が不安」などの悩みを受けて企画した。齋藤さんと、運転適正検査指導員の谷津孝英さんが中心となって、トレーニングの内容を考えた。
 同様の講座を、これまでに2度実施していて、講座開始前後の参加者のデータでは、「柔軟性」「反射・バランス測定」「認知検査」などで向上が見られたという。
 講座参加者を対象に、1月30日には無料体験会も行う。講座の申し込み、問い合わせは、同学校の齋藤さん☎070・3875・3232へ。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう