お泊まり会で防災学ぶ ひたちなか 津田コミセンが企画 児童ら45人参加(茨城・ひたちなか市)
ダンボールベットを組み立てる参加者。「思ったより丈夫で、びっくり」との感想を話していた

 防災をテーマにした宿泊イベント「めざせ!防災ヒーロー」がこのほど、ひたちなか市津田の津田コミュニティセンターで行われた。西山自治会と青空子ども会、保護者など約45人が参加した。
 地域の子どもたちの災害に対する意識を高めようと、同センターが主催した。 
 初日には水戸地方気象台職員を講師に迎えた体験会を実施。竜巻の仕組みがわかる実験装置を工作し、併せて大雨から身を守る方法を学んだ。避難所で使うダンボールベッドや、間仕切りの役割を果たすパーテーションテントの設営も体験した。
 夕食の献立は、少ない水で温めて食べられる非常食だった。
 市毛小5年の柴田紗弥さん(10)は、「もし災害が起こったら、今日教わったことをできるようになりたい」と真剣な表情で話した
 同センター副センター長の大畑まり子さんは、「災害時に、子どもたちにもできることがあると知ってもらえたと思う」と話した。

 

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