世界的な評価を受けるデジタルアートクリエーター集団「チームラボ」が夜の偕楽園(水戸市常磐町)を光で彩るイベント「チームラボ 偕楽園 光の祭」(茨城放送主催)の開催期間が、4月3日まで延長された。当初は3月31日までの予定だった。
開花が遅れ気味だった梅の花は、今が見頃。開催中の偕楽園では、アートと花、夜には量が増すとされるふくいくとした梅の花の香りの3重奏が楽しめる。
イベントを告知するポスターでも採用されているメインエリアは、同園の杉林の中。
高さ1㍍ほどの卵形のオブジェが各地に置かれ、絶えず色を変える。光は、杉の幹や葉も染めて、林全体に影響する。色の変化は、来場者がオブジェをたたくことでも生まれる。
卵型のオブジェをたたいて色を変化させる来場者
梅林では、光の変化で、大きく印象を変える様子を見た来場者から、「万華鏡のよう」という声が聞かれた。多くの来場者が、カメラを向けた。
2月以来の来場だった水戸市の関優音さん(19)は、「花が咲いて、いっそうかわいくなっていた」と笑顔。友人の鉾田市の青山梨乃さん(19)は、「茨城の自慢の1つになる。来年も開催してほしい」と話していた。
開催時間は午後6時~8時半(最終入場は同8時)。入場料大人1800円、中高生800円。小学生以下は無料。チケットの購入は、「チームラボ 偕楽園 光の祭」のホームページから。
問い合わせは、茨城放送イベント事業部☎︎029・243・4111(平日の午前10時~午後5時半)へ。
「チームラボ 偕楽園 光の祭」のホームページは、こちら。