大子町の漆工芸グループ「大子漆工芸くらぶ」主催の作品展「第18回大子町漆工芸展」が3月26日から、同町矢田の大子温泉やみぞホテル研修室で開かれる。4月3日まで。
展示は、27人による皿や小鉢、花器、重箱、たんすなど多彩な約80点。講師で漆芸家の角田純一さん(福島)と、西川雅典さん(東京)の作品9点も展示する。
同会は発足19年。漆かきや、漆を塗る前の木地(きじ)作りも自ら行うメンバーが多い。どの作品も、仕上げなどに同町産の漆を使っている。「町産の漆は、透明度が高く、上質なつやがある。魅力を感じてもらえたら」と、会長の深谷雄一さん(61)。
午前10時~午後4時(26日は午後1時から、最終日は午後3時まで)。