
笠間焼の伝統を継承する作家として国が認定した笠間焼伝統工芸士の作品展「笠間焼伝統工芸士展」が11月12日から、笠間市笠間の笠間工芸の丘クラフトギャラリーで開かれる。30日まで。
参加する伝統工芸士は17人。テーマは、「ティータイムを彩るうつわ」。笠間焼の伝統を守りつつも、個性に富む作品がそろう。展示作品数は約500点。
伝統工芸士は、国が指定した伝統的工芸品の技術と技法を有する人に贈られる称号。獲得するには技能、知識、見識にまつわる厳しい試験をパスする必要がある。笠間焼の陶芸家では、23人が認定されている。
同市笠間に工房、やまさき陶苑を構える山崎雅宏さん(73)は伝統工芸士で、今展の出品者の一人。山崎さんは今展について、「笠間焼の本質的な魅力を知る良い機会になる」と話す。
4人の出品者は、展示会場内で「プチ個展」を開催する。今展に向けて制作した作品などを並べる。
午前10時~午後5時(30日は16時まで)。17・25日は休館。笠間工芸の丘☎0296・70・1313。
出品者(名前の後ろに*がある人は「プチ個展」を開催) : 増渕浩二、武内雅之、安部秀樹、大津廣司、志賀出*、磯部幸克、大津晃一*、丹野吉信*、田村俊介、山崎雅宏*、田中尚、坪内孝典、根本達志、益子大貴、磯部祐介、仲田唯希人、根本典子 敬称略
							
											
																	
																	
																	
																	

                                      
                                      
                                      
                                      
                                      
