
トウモロコシの実を包んでいた皮を材料に人形作りに励む木村拓子さん(78)の作品展が、ひたちなか市馬渡の「みんなの居場所なかよし」で開かれている。9月30日まで。
人形のモチーフは、公園で遊ぶ子供、スポーツに熱中する少年などさまざま。30体以上をまとめた大作もある。皮は、成形された後も自然な風合いを保ち、軟らかさや躍動感も作り出す。
木村さんが最初にトウモロコシの皮を手にしたのは約50年前。テレビで紙人形の作り方の解説をみて、着想を得た。その後、休止期間をはさみながら、制作してきた。
みんなの居場所仲良しは、介護施設「おひさま館」の敷地内の交流スペース。入場無料。午前10時~午後4時。最終日は正午まで。同施設☎029・212・3368。