
茨城町下石崎の農産物直売所あいあいの一角にこのほど、カフェコーナー「カフェスタンド広浦」がオープンした。運営するのは、同町地域おこし協力隊の中地朝子さん。場所は涸沼のほとりで、一押しメニューは、涸沼産のしじみ汁だ。
中地さんは京都出身で、協力隊になって3年目。協力隊では、自然栽培の農産物の生産や加工を行っていた経験を生かして、農業を通した体験事業などを行っている。
カフェの運営は、副業だ。開店のきっかけは、この直売所を訪ねたとき、「ここでコーヒーを飲んで、一息つけたらいいな」と思ったこと。田んぼに囲まれたのどかな立地に魅了されたという。
メニューを考えたとき、一番に思いついたのがしじみ汁だった。協力隊として同町に初めて来て、涸沼産のシジミのおいしさに驚いたからだ。
ほかに、コーヒー、協力隊仲間が栽培したメロンを使ったスムージー、町産米を使ったおにぎり、季節野菜を包んだおやきなど。どれも、素材の味をそのまま生かしたシンプルな味付けがこだわりだ。
営業は、土、日曜のみ(直売所と同じ)。午前11時~午後3時。電話はない。




