笠間稲荷神社を中心に、約1万鉢の菊の花で市内を彩る催し「第114回笠間の菊まつり」が、笠間市内で開かれている。11月23日まで。
笠間稲荷神社には、同神社農園部や県内外の愛好家が丹精した菊約5000鉢を展示。菊の花で飾り付けた人形「菊人形」の展示コーナーには、オリンピックの聖火ランナーや、現在放送中のNHK大河ドラマの主人公、渋沢栄一などが登場。
門前通りにあるかさま歴史交流館井筒屋では、建物の前や、奥に広がる芝生の広場に菊を展示=写真。奥の広場の展示は、同市と交流が深い台湾をイメージしたもの。ベンチが各所にあり、花に包まれて休憩できる。
埼玉県から初めて訪れたという酒井牧子さんは、「菊は、仕立て方で洋風にもなることが新鮮だった。趣味のガーデニングの参考になる」と、花を写真に収めていた。同まつり連絡協議会(市観光課)☎︎0296・77・1101。