道の駅などを運営する「株式会社いたこ」は7月から、潮来市潮来の津軽河岸あと広場発着で、遊覧船「夏のちょっくら舟」を運行している。行程は、前川のあやめ園、曲松、伊太郎茶屋跡などをめぐる5・62㌔、約40分。アヤメの季節以外の水郷情緒をPRしようというのが狙いだ。
遊覧船は定員7人の船外機付き船。船を操る船頭の個性も、遊覧船の楽しみの1つ。元小中学校の教員の船頭、東峰武志さん(62)は、たっしゃなしゃべりで、乗客を楽しませる。評判がいいというのは、東峰さんが足で見つけたという水郷情報。「ウクレレを使って弾き語りを披露することもあるよ」と東峰さん。
運行は8月31日まで。大人1500円。運行は土、日曜を中心に、週に4、5日。同社☎︎0299・94・2800。