「売ります。ホテルの食器」 売却方針が進む鹿島セントラルホテル 25日に販売会(茨城・神栖市)
同ホテルの懐かしの皿などを持つ田村さん(左から2人目)とスタッフら
皇族関係者専用、ホテル旧ロゴ入りなどレア品も

  神栖市大野原の鹿島セントラルホテルは8月25日、同ホテルで使用していた食器類の販売会を、同ホテル新館1階モールで行う。

 1970~90年代に使用されていた食器が中心。磁器やガラスの洋食器やグラス、調味料入れもある。珍しいものでは、皇族関係者専用の湯のみ茶わん、同ホテルの旧ロゴマーク入りの食器、こけしの形をしたアイスクリーム専用の器なども。創業年が1972年であることに合わせ1972点が販売される。

 同ホテルを運営する鹿島都市開発は、同ホテルを民間へ売却する方針を固めていて、今年10月の譲渡を目指している。同イベントは、ホテル売却後に使われなくなる食器類を有効活用しようと企画。

 食器類を維持管理する専門職「スチュワード」の田村雅史さん(70)は、「どれも思い出深い食器ばかり。当時の料理が目に浮かぶ」と目を細めた。

 時間は、午前10時~午後4時。問い合わせは、同ホテル企画課0299・95・5520。

 

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