工事資材が今風に変身 障害者就労支援所が発案 ブルーシートバッグ
ブルーシートバッグなどを持つ小川さん(写真中央)ら

 神栖市下幡木の「障がい者就労支援事業所 Kichi-Kuro(きちくろ)」(代表小川浩二さん)がこのほど、工事資材やレジャーシートとして使用されることの多いブルーシートを材料にしたエコバッグを制作。同施設やインターネット物販サイト「ミンネ」などで販売中だ。

 同所の二本栁英子さん(55)は、「ブルーシートの鮮やかな青が意外なほどおしゃれな印象を与える。耐久性は抜群だし、水でじゃぶじゃぶ洗うこともできる。大きな可能性を感じている」と自信を込める。

 同所は、近隣の障害者の職業訓練と就労の場をつくろうと2015年に開設。木工や印刷に関する業務が得意で、積み木を発展させた知育玩具などを制作、販売している。

 ブルーシートエコバッグは、ブルーシートが身近にあったことから発案したという。「その後、スタッフや利用者みんなで知恵を寄せ合って形にした」と同所の羽生公子さん(45)。

 サイズは各種あるが、コンビニでの買い物をイメージして製作した物がメイン。コンビニの弁当の水平を保ったまま持ち歩きできる。

 銀色のシートや、農作物の保管などに使われるメッシュ地のシートを使ったエコバッグもある。それぞれ大サイズ(高さ30㌢、幅40㌢、まち部分16㌢)3000円、小サイズ(高さ20㌢で、ほかは同じ)2500円。

 同所☎︎0299・77・7111。

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