2人は地域の工作隊 代表作は、黒ひげ危機一髪風(茨城・鹿嶋市)
中島さん(左)と日向さん

 鹿嶋市の中島宣夫さん(77)と日向昇さん(72)は、大野公民館を拠点に活動する工作隊。「大野公民館地区まちづくり委員会」の一組織として活動している。

 発足して7年。発足のきっかけは、同公民館のイベントで子ども向けの遊具を作って好評を得たこと。

 一番のヒット作は、昭和の人気玩具「黒ひげ危機一発」のジャンボバージョン。現物の30倍ほどあった。大樽に開いたたくさんの穴の1つに、剣に見立てた棒を差し込み、差した穴次第で、樽に入っていた人形が飛び出すというのが同玩具の仕組み。独自に仕組みを考え出して完成させた。樽は植木鉢を重ねて作った。

 最近は、同公民館の前にスギの一枚板で長さ8mほどのベンチを製作。同公民館前のスクールバス乗り場に置いた。

 中島さんと日向さんは、「なるべく費用をかけずに、まちを住みやすくが隊のモットー。物づくりが生きがいにもなっている」と話している。

 

 

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