JR水戸駅南口ペデストリアンデッキを会場にしたアルコールと食のイベント「水戸のビアガーデン 酒ガーデン」がきょう18日、開幕した。新型コロナウイルスの影響を受ける街を元気づけようというのが狙いで、水戸の土産でおもてなし実行員会と、みとまちなか救済プロジェクトが共催。
開催は22日までで、時間は午前11時から午後9時(22日は7時まで)。水戸の土産でおもてなし実行員会は、8月にも同会場で、同様のイベントを開催した。
酒類は、水戸市の酒蔵の明利酒類と吉久保酒造などが出店。食事は、水戸市と周辺の飲食店や食品加工業者が出店している。地元ミュージシャンやダンスグループなどによるステージショーもある。
大洗町のカニ加工業カジマは、ズワイガニをふんだんに詰めたコロッケ「ずわいがにたっぷりコロッケ」を販売。同社の梶間敦之さん(23)は、「前回のイベントにも参加させてもらったが、今回はより活気があるように思います。自分たちの会社のためにも、地域のためにもおいしいコロッケを用意します」と元気いっぱい。
水戸市の亀印製菓は、新型コロナの影響で出荷できなくなった自社製品を半額以下で販売。「気持ちを込めて製造した商品なので、無駄にしたくない」と同社。
水戸市のシンガーソングライター福島清香さん(23)は、初日のステージで7曲を披露した。「いつも利用している駅の前で歌うのは、とても新鮮だった。街を元気にするために精いっぱいの気持ちを込めました」と笑顔で話した。
参加飲食店は次の通り。日にちにより出店店舗は変わる。
朝日堂(大洗)、茨城特産大衆酒場志音(水戸)、カジマ(大洗)、カフェダイナーケイ(水戸)、亀印製菓(水戸)、くずし和食高山(水戸)、大工町たこ焼きオクトパス(水戸)、本格四川厨房炎神(水戸)、もっさん(水戸)、オジーズシフォンケーキ(水戸)