炎天下に映える秋色 農園でナツハゼが紅葉(茨城・大子町)
秋のような景色が広がるナツハゼ畑

  大子町山田の「そめや農園」で、ナツハゼの葉の紅葉が始まっている。ナツハゼは、国内に自生するツツジ科の落葉低木。夏に、ハゼノキのような紅葉を見せるのが名前の由来。

 同園は、約9000平方メートルの敷地に、約3000本のナツハゼを栽培。ナツハゼは、観賞用のほか、実の収穫もできる。収穫は9月末からで、ジャムやあめなどに加工する。

 同園の蛭川克則さんは、15年前から、定年後の手仕事にと栽培を始めた。「熟した実は甘酸っぱい味わいで、昔は子どものおやつ代わりにもなっていた」と、蛭川さん。

 紅葉は10月末まで楽しめるという。

 同園の加工品は、同町池田の道の駅奥久慈だいご、頃藤のファミリーマートJA常陸奥久慈店などで販売している。

 

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