
鉾田市の旭村地区で、特産のサツマイモが、第二の出荷シーズンを迎えている。出荷中のサツマイモは、秋の収穫後に、熟成処理を施したもの。処理を経て、糖度が大きく高まっている。
JA茨城旭村は、その中でも特に品質が良いものを、「旭甘十郎(あさひかんじゅうろう)」のブランド名で全国に出荷している。同JAの増渕恒佑さん(28)は、「この時期は、全国の市場から、甘十郎の問い合わせが絶えない」と胸を張る。
同JAの熟成処理は、“蔵”と呼ばれる施設内で行われる。蔵は、天井が見上げるほど高く、体育館を連想させるほど広い。細かな温度調整ができる近代的な施設でもあり、1か月余りの熟成期間中には、内部の温度を30度まで上げることもある。
蔵の中でサツマイモは、コンテナに入れられて、5メートル以上の高さに積み上げられている。増渕さんは出荷に向けて、フォークリフトでテキパキと作業するが、本音を言えば、緊張でいっぱいだという。「農家さんの苦労をよく知っているから、気を抜けない」
旭甘十郎は、同市樅山のサングリーン旭などで販売している。





