「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」展 ウィリアム・モリスの壁紙など約170点展示 県近代美術館(茨城・水戸市)
《いちご泥棒》1883年 ウィリアム・モリス photo©Brain Trust Inc.

 展覧会「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」が4月19日から、水戸市千波町の県近代美術館で開かれる。19世紀のイギリスで始まったデザイン運動「アーツ・アンド・クラフツ運動」と、同運動のアメリカへの展開を紹介する内容。

 展示は、同運動の中心人物だったデザイナーのウィリアム・モリス(1834~96年)の作品を中心に、約170点。

 モリスの作品は、「いちご泥棒」をはじめとした、モリスのデザインを代表するテキスタイル、壁紙、家具、晩年情熱を注いだ書籍デザインなど。

 講演会「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」(講師は大阪大名誉教授の藤田治彦さん)が5月10日午後1時から、同館で行われる。定員250人。

 6月29日まで。入館料一般1360円、70歳以上680円など。月曜と5月7日は休館(4月29日~5月6日は無休)。同館☎029・243・5111。

 

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