アーティストと震災を再考 県近代美術館
展示の様子

 水戸市千波町の県近代美術館は、県内のアーティストなどが、震災とどのように向き合ったかを紹介する「東日本大震災から10年ー復興への取り組みと美術家たち」を開催している=写真。25日まで。

 展示は震災に関連する写真、建築模型、映像など計51点。

 展示品の一つの2・5㍍四方のパッチワークは、震災後に福島市内で開催されたイベント「福島大風呂敷」で使用されたもの。同イベントは音楽家と建築家が中心になって開いた。パッチワークは、放射性物質の拡散を防ぐという意味のアート活動として、会場の芝生に広げられたという。

 同館の永宮勤士さん(40)は、「アーティストたちの視点や想像力を感じて」と話している。入場無料。午前9時半~午後5時(入場は同4時半まで)。月曜休館。同館☎︎029・243・5111。

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