水戸市の水戸葵陵高の芸術鑑賞会がこのほど、同市のザ・ヒロサワ・シティ会館で開かれ、フォーク歌手のマイク真木さんらが演奏を披露した。真木さんは水戸大使を務めている。
同鑑賞会は、落語、シャンソン、オペラ、朗読など、内容を変えて毎年行っているもの。今年は、真木さんのほか、2組の音楽家が出演した。
真木さんは、代表曲の「バラが咲いた」のほか、アメリカの古い名曲などを披露。演奏の合間には、楽しいおしゃべりでも生徒たちを沸かせた。また、アメリカの伝統楽器のバンジョーの演奏も披露した。
真木さんは、水戸藩士だった先祖がいるなど水戸にゆかりが深い。おしゃべりには、生徒たちが知らない水戸の話も織り交ぜた。
2年生の高木天(そら)さんと、塚本佑菜さんは、「真木さんは、自由な感じでとってもすてきだった。音楽の楽しさがたくさん伝わってきた」と声をそろえた。