
世界的に活躍した建築家で、2022年に91歳で亡くなった磯崎新さんの没後初の大規模回顧展「磯崎新:群島としての建築」が、水戸市五軒町の水戸芸術館で開かれている。
磯崎さんは大分県生まれ。1954年に東京大工学部建築学科を卒業し、63年に磯崎新アトリエを設立。代表作は、つくばセンタービル、ロサンゼルス現代美術館、バルセロナオリンピック競技場など。
画一的な近代建築を批判し、その土地が持つ歴史的背景や地域性を大事にした建築を追求した。2019年には、建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞した。
展示では、手がけた建築物や都市プロジェクトの初期作品から代表作までを、建築模型や図面、映像、水彩画、スケッチなどを通して紹介。
水戸芸術館も磯崎さんの代表作の一つ。同館も作品の一つとして楽しんでもらおうと、デザインや建築的特徴などをイラスト付きで解説した「水戸芸術館ガイドブック」を制作し、入場者に配っている。
会期は来年1月25日まで。入場料一般900円、高校生以下、70歳以上は無料。月曜と年末年始は休館(1月12日は開館し、翌日休館)。同館☎029・227・8111。





