シカの着ぐるみを着て競技するユニークな運動会「スポーツフェスタ大野」がこのほど、鹿嶋市津賀の津賀城址公園多目的グラウンドで開かれ、約100人が汗を流した。
地元住民でつくる大野公民館地区まちづくり委員会が初開催した。シカの着ぐるみを選んだのは、市の名前から。
企画のきっかけは、ほかの県で行われていた運動会で、恐竜の着ぐるみ姿で走っている映像を見たこと。「着ぐるみがあれば、年齢を問わず、みんなで楽しめるのではと思いました」と、委員長の谷田川雄一さん(68)。
シカの着ぐるみは16着用意した。メイン競技は、「俺のゴールをシカと見よ」。同市はサッカーの街でもあることから、サッカーボールをドリブルしながら進んで競争する競技にした。ほかに2競技を行った。
「今後も続けたい。着ぐるみは持ち込みも大歓迎です」と、谷田川さん。