桜川市の陶芸家、小峰尚(たかし)さん(66)の作品展「小峰尚・陶・新作展~コロナ禍のさなかに現われた形~」が、笠間市笠間の笠間工芸の丘で開かれている。14日まで。
小峰さんは筑西市出身。北海道大学卒業後、桜川市で独立して38年。展示は、主に「くり抜き」の技法で仕上げた香炉や急須、湯のみ、裸婦など約100点。くり抜きは箱物の作品に用いられることが多い技法で、小峰さんのように、急須や湯のみ、人体造形に使うのは珍しいという。
タイトル「無題」のオブジェ=写真=は、完成形を決めずにひらめきを楽しみながら作り進めた作品だ。
午前10時~午後4時(土・日曜、祝日は午後5時まで)。同施設☎︎0296・70・1313。