日立市の日立シビックセンター科学館は毎月、その月に見られる星や星座を分かりやすく表示した星空マップを、ホームページで公開している。「大気が冷え込んで、透明度が増すこれからは天体観測のベストシーズン。楽しんでもらうきっかけになれば」と、星空マップを制作している同館の樫村茉朋さん(25)。
一部を回転させることで年間を通して使える星座早見盤よりシンプルで使いやすい。マップに記された方角を合わせて、上空に向けて掲げれば、そこに記された星や星座が、マップ上の位置の先にあるという仕組み。
また、見える時期や時間が毎年変化するため、星座早見盤には載っていない惑星の位置も載せている。「惑星は他の星よりも明るく見えることが多く、実際の夜空でも見つけやすい」と樫村さん。
なお、同館のプラネタリウム天球劇場は来年3月末まで休館予定。
同館☎0294・24・7731。
マップが掲載されているページは、こちら。
同館が制作した星座マップの使い方動画は、こちら。