フクジュソウが春告げる ガラス工房シリカ(茨城・北茨城市)
園内に咲いたフクジュソウ

 山里に春の到来を告げるフクジュソウの花が、北茨城市華川町小豆畑(あずはた)の「ガラス工房シリカ」で咲いている。

 ガラス工房シリカは同市のガラス体験施設で、標高350メートルの高台にある。フクジュソウが咲いているのは、同施設の本館わきにある広さ約1000平方メートルの「福寿草園」。歩くだけで息が上がる斜面だ。

 フクジュソウは、同施設の職員らが手植えしたもの。最初に植えたのは30年ほど前だと伝わる。

 今では、フクジュソウの名所として広く知られ、同施設のSNSで開花を発信すると、来館者の数がぐんと伸びる。

 施設所属のガラス作家の野田紘さん(27)は、今年の開花を、今か今かと待ちわびていた。理由は、「自分の作品の答え合わせをしたかった」という思いだ。


 野田さんは、昨年5月に施設にやってきた。着任後まもなく、「この施設らしいオリジナル作品を作りたい」と、仕上げたのが、フクジュソウの花と同じ色を施したグラスなどだった。花の実物は見たことがなかったため、施設に保管された写真を参考にした。今、野田さんは、「時間をかけたかいがあった」と笑顔だ。

 今年の見頃は2月下旬までの見込み。同施設TEL0293・42・3550(第1・3水曜は休館)。

 

記事中写真解説=花と同じ黄色を使ったガラス作品と野田さん。手元にはフクジュソウが咲いている

 

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