
鹿島臨海鉄道と涸沼・水鳥湿地センター「鈴の音テラス」(鉾田市箕輪)を訪ねた思い出を刻んでもらおうという「鉄印」のサービスが、同市下太田の同鉄道涸沼駅限定で行われている。
鉄印は、御朱印の鉄道版といえるもの。鉄印帳を購入して各鉄道会社の指定窓口に申し出ると各社オリジナルの鉄印がもらえる。当日の乗車券の提示と記帳料(400円)の支払いは必要。
第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社と関係会社の連携事業として、2020年に始まった。
今回の鉄印は、涸沼湖畔に昨年、涸沼・水鳥湿地センターが完成したことを受けたもの。デザインの内容は、夕日に染まる涸沼の風景。水鳥のスズカモも描かれている。
デザインを担当した同市観光物産協会の中根美和さん(24)は、「涸沼は暖かい色合いでまとめて、明るいイメージにした。スズガモは羽の質感にこだわって描きました」と話している。





