農家直売所「山田」で販売開始  農家が“育てる”ブランド野菜
ブランド野菜を持つ組合員。「調理法も聞いてください」

 常陸太田市松平町の農家直売所「山田」は、“山田”のブランド名を冠した4種の野菜を販売している。4種は、「山田大根」「山田かぶ」「山田ほうれん草」「山田小松菜」。それぞれのパッケージなどには、「山田」のシールが貼られている。

 組合長の天下井孝之さん(70)は、「どの野菜も、大きくてもやわらか。ダイコンは、煮ても、ゆでても、おろしてもおいしい。“山田野菜”のリピーターが日々増えています」と、笑顔だ。

 同直売所は、2021年に開店。JA常陸が運営していた農産物直売所の閉店を受けて、旧直売所に出荷していた農家らを中心に組合を作って、運営を始めた。

 山田野菜の販売を始めたのはこの秋から。直売所を盛り上げようと、今年の夏に取り組みを始めた。栽培したのは、組合員のうちの約20人。市内の種専門店「おだがねのタネ」の協力を受けた。

 直売所は水曜定休。午前9時~午後4時営業(年末は31日までの予定。31日の営業は午後2時まで)。なお、電話はない。

 

 

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