コロナに負けず 心つなぐ 50人参加しリレーマラソン
最終ランナーを務めた鈴木さんのフィニッシュシーン(同会提供)

 ひたちなか市石川町の石川運動ひろばでこのほど、日の出から日没までリレー形式で走り続ける「第37回 11時間10分14秒 リレーマラソン大会」が開催され、5歳~80歳の約50人が参加した。

 地元ジョギンググループの「勝田マラソンを走る会」が主催した。

 同市の祭り「ひたちなか祭」内の催しとして恒例だったが、同祭りが新型コロナウイルスの影響で中止になったため、独立して開催された。「走ることを楽しむ機会をなくしたくなかった」と同会会長の鈴木恭介さん。走る時間を短縮するなどの調整が施された。

 コースは、広場のジョギングコース(1周700㍍)。例年はたすきをつなぐが、今年はウイルス感染防止のためにグータッチでリレーした。

 毎年参加しているという同市の古内健一さん(38)は「例年とは開催時期も規模も違うが、参加者が多く、愛されている大会だと感じた」と満足そう。同市の渡辺俊一さんは、娘の弓月さん(6)と参加。走り終えた弓月さんは「楽しかったよ」と笑顔を見せた。

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