昭和モダンの群司次郎正展 大洗町幕末と明治の博物館(茨城・大洗町)
群司次郎正「ロスアンゼルスにて」(1932年)

 大洗町にゆかりのある昭和の大衆文学作家・群司次郎正(じろまさ)の作品の魅力を紹介する特別展「昭和モダンを駆け抜けた作家 映画『侍ニッポン』の群司次郎正」が、大洗町磯浜町の同町幕末と明治の博物館で開かれている。12月9日まで。

 群司(1905~1973年)は、群馬県生まれ。水戸で中学時代を過ごした後、東京で作家デビュー。代表作の「侍ニッポン」は、映画、ドラマ、舞台にもなった。大洗へ移住した後も、多くの作品を執筆した。

 同展は群司の生誕120年に合わせたもの。未発表の原稿や、当時のスクラップ記事など、初公開の資料もある。大洗での活動に焦点を当てた展示もある。

 入館料一般500円など。午前9時~午後5時開館(入館は午後4時半まで)。水曜休館。同館☎029・267・2276。

 

 

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