大塲家で花鳥画家展 「大場家が生んだ昭和モダンの花鳥画家 大場松琴(しょうきん)展」 今後の開催は11月1、2、3、6日(茨城・行方市)
《軍鶏》1929年 第22回読画会出展

 行方市玉造甲の行方大塲家歴史資料館は、秋季展として、大場家生まれの画家、大場松琴の作品約20点をそろえる「大場家が生んだ昭和モダンの花鳥画家 大場松琴(しょうきん)展」を開かれている。今後の開催日は、11月1、2、3、6日。

 孫の大場和彦さんから、松琴の作品などが同館に寄贈されたことを記念したもの。大場家は、水戸藩の藩有林を管理する「大山守」を務めた。

 松琴は1898年、大場家14代久米之助の4男として生まれた。東京で日本画家の永田春水に学び、茨城美術展覧会や荒木十畝主催の読画会を中心に活躍した。

 10月25日午後1時半からは、講演会「四季の自然を詩情豊かに描く昭和モダンの花鳥画家 大場松琴の画業」を、玉造公民館(同市玉造乙)で開く。講師は県天心記念五浦美術館館長の小泉晋弥さん。

 開館時間は午前10時~午後3時。入館料大人200円、子ども100円。大山守大塲家保存協会☎0299・55・3230。

 

 

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