鰐川の飯塚さん宅  のっぽサボテンは表札代わり
飯塚さん夫婦とサボテン

 鹿嶋市鰐川の飯塚正英さん(78)宅の柱サボテンは、高さ約3メートル20センチ。サボテンの先は軒を越えていて、家の外からもよく見える。飯塚さんは、「近所では、サボテンの家として知られています」。

 夏は、開花の時期だが、日没後のため家族しか観賞できない。「花は白く、ラッパのような形。真夜中に咲くので、月明かりに照らされ、神秘的なんだよ」と飯塚さん。

 柱サボテンは、20年ほど前に親戚からもらったもの。世話は主に妻のマキ子さん(78)の担当で、毎年春には、油かすを与えている。「気がついたら、こんなに大きくなった」とマキ子さん。

 水戸市植物公園園芸相談員の杉浦弘真さんは、「大きく育つサボテンではあるが、県内の屋外で、これほどの大きさに育てたのは、丁寧に世話をした成果でしょう」と話していた。

 

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