恒例「カブト虫の里」 7月オープン 折橋町の森 地元男性グループが運営(茨城・常陸太田市)
「今年も森で待っています」と、弓野さん(右)と近藤さん

 森の中でカブトムシやクワガタムシの虫取りや観察が楽しめる催し「カブト虫の里」が7月19日から、常陸太田市折橋町の森の中で行われる。開催は、8月11日までの土、日曜と祝日の10日間。

 運営するのは、地元の男性たち5人のグループ「折橋芸(能・農)部」で、開催は14回目。

 会場の森は広さ約1500平方㍍。通路部分の草刈りなど、最低限の整備がしてある。

 会場の目の前にある川で、ヤマメのつかみ取りやバーベキューもできる(どちらも料金は別途、要事前予約、バーベキューは場所の提供のみ)。

 同グループは、2012年から5年ほど、東日本大震災で被災した東北地方の子どもたちに、カブトムシを届ける活動を行った。カブト虫の里は、「地元の子どもたちも喜ばせよう」と、開設した。

 「夏休みの1日、森の中を自由に走り回って楽しんでもらえたら。今年も森に元気な声が響くのが楽しみ」とは、代表の弓野征司さん(81)。

 入場料大人500円、小学生以下200円。虫取り体験は1300円(1人2匹まで、虫かごなど飼育セット付き)。

 参加の2日前までに電話予約が必要。予約は、近藤さん☎080・1348・8930か、弓野さん☎080・1202・4242へ。

 

 

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