
行方市麻生の八坂神社で7月5、6日、「麻生祇園馬出し祭り」が行われる。開催は例年7月末だったが、今年は早まった。
5日の午後1時頃から行われる「宵祭り」では、みこしと馬が町内を練り歩く。
6日の午後2時頃から行われる「本祭り」では、馬とみこしがもみあいながら参道を駆け抜ける「馬出し」が行われる。
馬出しは、神・スサノオノミコトが、大蛇・ヤマタノオロチを退治した神話を再現しているとされる。みこしはスサノオノミコト、馬がヤマタノオロチを演じる。
見どころは、みこしのいかくに驚いた馬が逃げ出す場面。みこしのいかくは、「ワッショイ、ワッショイ」と大声を上げて、みこしをもむもの。
逃げ出した馬を押さえるのは地元の若者たち。馬の首にぶら下がるなどする。迫力の満点の場面で、例年多くのカメラマンらが訪れる。
祭りの進行状況で時間が前後する場合がある。同市観光協会☎080・8731・1772(平日午前8時半~午後4時半)。