リンゴの産地ならではの花絶景を巡る催し 6つのリンゴ園が参加(茨城・大子町)
白やピンク色の花を咲かせたリンゴの木(昨年の開花時期に撮影、石原さん提供)

  見頃を迎えるリンゴの花を、大子町内の6つのリンゴ園を巡りながら楽しんでもらおうという催し「りんご花さんぽ」が4月19日から開かれる。同29日まで。

 企画したのは、同町の地域おこし協力隊で、東京のコンサルティング会社に勤める石原颯人さん(30)。同町に来て、「白やピンク色の花が一面に咲く春のリンゴ園の美しさに、驚いた」と、石原さん。実をならせる花以外は摘み取るため、満開の様子は数日のみの貴重な景色でもある。「美しくもはかない花の景色に触れて、秋の実りをもっと楽しみにしてもらえたら」と、考えた。

 参加は、藤田観光りんご園、姫ヶ滝りんご園、佐川果樹園、仲野りんご園、しいなりんご園、奥久慈もも・りんご仲野園。

 参加には受付が必要で、参加料は大人400円(受付ができるのは、藤田観光りんご園、姫ヶ滝りんご園、佐川果樹園の3園のみ。佐川果樹園の開園は25~29日のみ)。花の見学方法は、園によってそれぞれ。「授粉体験」「花畑でドローン撮影」など、体験を用意している園もある。

 催しの詳細は、「りんご花さんぽ」(催し名で検索できる)のホームページとインスタグラムに掲載している。

 

 

 

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