
コーヒーの基礎知識やいれ方を学ぶ教室「コーヒーセミナー 実際にコーヒーを淹(い)れてみよう!」がこのほど鹿嶋市宮中の中央公民館で開かれ、市内の30~70歳代の30人が楽しんだ。
同市教育委員会中央公民館主催。講師は、市内でコーヒー豆ばいせん専門店「チャーリーコーヒー」を開く鈴木隼人さん(46)。
参加者は、グループに分かれて、コーヒーの粉の重さの測り方や、細口のケトルを使った湯の注ぎ方、蒸らす時間など、いれ方のコツを教わって、実際に体験した。
コーヒーの飲み比べも実施。フィルターを紙とステンレスメッシュの場合で比べたり、ばいせん度合いの違うコーヒー豆で比べたりした。鈴木さんの体験談として、コーヒー豆のかすを、フィルターごとネズミかモグラの穴に入れたら、来なくなったという再利用法も紹介した。
夫婦で参加した貴達泰文さん(64)、良恵さん(56)は、「飲み比べでは、違いがよくわかった。新しい器具を買う参考になった」と笑顔。
講師の鈴木さんは、「コーヒー店での当たり前を、みんなの知識にして、コーヒーをもっとおいしく、楽しんでもらえたら」と話していた。